僕がもう10年以上前からずっと応援し続けているバンド、ACIDMANの魅力や個人的にオススメの楽曲について語りまくっていく。
ACIDMANってどんなバンド?
Vo&Guitar.大木伸夫、Bass.佐藤雅俊、Drum.浦山一悟からなる3ピースバンド。
オオキが手掛ける叙情と風景描写が織り交ぜられた抽象的な詞、静と動を生かしたロックサウンドと美しい旋律をエモーショナルに歌い上げるヴォーカル、また、パワーポップ・ガレージ・パンク・ジャズ・ボサノヴァ・ファンク・R&Bなど、様々な音楽の要素を取り入れた楽曲などが特徴である[1]。 薬剤師免許を持つこともあってか「コロイド」「シナプス」など、化学的・生物学的な単語も多く用いられる。また「サールナート (仏教の八大聖地の一) 」「イエス」「ルルド」などの宗教用語や「ノルド」「ハルシュタット」などの古代ヨーロッパ文化関連用語、「天霧らふ」「心泣(うらな)く」「ゆくらゆくら」などの古語も用いられている。 「green chord」以降は終末観と生命の対比を色濃くし、初期には殆ど取り入れられていなかった「愛」をテーマにした楽曲も見受けられるようになったが、従来のラブソングにありがちな「恋愛」ではなく「慈愛」「博愛」をテーマとしたものを主としている。
僕がこのバンドを好きな理由は3つある。
- 自分たちが本気で伝えたいことを楽曲にしている
- ありがちなジャンルではなく、もっと深い人の生死、生命の哲学に迫っている
- 静と動を組み合わせた世界観の大きな演奏
万人受けするバンドじゃないと思っているし、歌詞が抽象的で難しいと思われることの方が多いだろう。それでも、この三人をずっと応援し続けているのはこの世の不思議とか、生命とか、自然とか大きな世界観を与えてくれるから。
たった1秒で世界は変わる。日々、1分1秒という間隔で自分は変化し続けている。
大きな視点で見れば、自分は少しちっぽけな存在かもしれない。
もっと深いところを突き詰めれば、どこから生まれてきたんだろう?という始まり。最後にどんな日が待っているんだろう?という終わりについて考えさせられる。
音楽を通じて、熱くて深いメッセージをいつも伝えてくれる最高のバンドだ。
ちなみに、ライブ参戦もこれまで結構やってきました。
そんな感じで完全に個人的な趣味の紹介だけど、よろしければ最後までよろしくお付き合いください。
10位 赤橙
2002年10月9日に発売された3枚目のシングル。彼らのデビューアルバム収録曲でもある。
まず初めにこの曲を持ってきたのは一般的に最も広くバンドとしての彼らの曲として聴かれたのがこの曲だから。楽曲で見事に赤橙の色を表現するところも抜群。
ライブではみんながノリノリになるぶん、観客の熱気と興奮で原曲よりも多少アップテンポになりがち。だけどそこがまた良かったりする。作曲はドラムの一悟が行っていて、彼の作る曲は結構センスが良いことで有名らしい。
赤い煉瓦をそっと積み上げて 遠い日の魔法かけてみる 丸い地球の裏側なら これでいける
1st. album 「創」の中に収録されており、彼らのバンドとしての若さも滲み出ている楽曲が多い。友人に進めるときはまずこのアルバムから紹介するようにしている。
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9位 リピート
この世の無常と永遠に続く時を表現した楽曲。2ndアルバムのLoopの中に収録されており、アルバム名のLoopとも繋がってくる。流れゆく日々の中で何度も繰り返す日々の中で自分の存在について考えさせられる。
しっとりとしているので、Acidmanファンとしてはカラオケで一人で歌いたい曲でもある。
繋いだ音に 意味を重ねて 混ざり合う海と太陽をみていた 浮かべたのは唄 木々は気づいた 忘れ得ぬ日々よ 何を手に入れた?
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8位 静かなる嘘と調和
まずPVが大好きだし、なんだか昔のことを思い出せる耳に残る楽曲。
彼らの個性が全面に押し出されてる。Slow viewというシングル曲のB面に入ってるのでそこまで知名度は高くない。逆に、この楽曲をすぐに思いつくことが出来るならAcidmanの会話に花を咲かせることができるだろう。
静かなる調和 光る日々のカラー 手のひらに乗せて 白い砂の上 重ね合わして 先へ行こう
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7位 world symphony
彼らの楽曲の中でも激しさトップ3には入る。9位で紹介したリピートのスローテンポとは全くの正反対の曲調になっている。ただ、このworld symphonyも単純に激しいだけの曲ではなく、静と動がバランスよく織り交ぜられている。こういった激しくてエモーショナルな楽曲も彼らの魅力。
全身全霊で彼らの伝えたいメッセージに溢れている。
倒れた老木と アカシアの芽生え 全ては流れのままに
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6位 OVER
個人的にはかなり思い入れのある曲。アルバムの最後に収録される楽曲はどこか暗くてメッセージ性の高い曲ばかりだったけど、このOVERは突き抜けるように明るい楽曲になっている。歌詞がとにかく好きで、前向きな気持ちになれる。何度も聴き返したくなる。
目を閉じて 心の奥に 小さな小さな歌を見つけて そうやって人は 悲しみを乗り越えてゆくのだろう
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5位 FREE STAR
彼らが独立するにあたり設立した事務所名が”FREE STAR”。自由な星という名に彼らの新しい出発への想いが込められている楽曲。ライブでも確実に盛り上がる安定した曲になっている。
FREE STAR たった1秒で FREE STAR 世界は変わる 僅かに残された光を集めにいこう
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4位 ある証明
激しさ、感情の高ぶり、ライブでの最高潮の時に聴くこの楽曲。最高です。歌詞は結構深いこと言ってるので難しいかもしれない。個人的にはサビのギターが秀逸すぎて勝手に一人で何度も聴き入って盛り上がった記憶しかない。
絶え間なく流る風 迫る夜に走る声 抱えた一つを手に 未来を描いた
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3位 水写
ゆったりとしたテンポから一気に上がっていく曲調、空中から撮影されたPVは水に映し出された世界「水写」を表している。この楽曲が収録されているequalというアルバムが彼らの中で最も完成度の高いアルバムとしてファンの間で評価されている。
実はこのアルバムを作成した時にはメンバー間で亀裂が生じており、解散寸前まで関係はこじれていたらしい。この頃のacidmanに戻って欲しいと願うファンが多いのも事実だ。
水に写した ささやかな星 色鮮やかな 浮き灯のように 触れていた
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2位 to live
ACIDMAN – to live (Music Video) – YouTube
最初のギターで一気に引き込まれること間違い無し。抜群の疾走感と問答無用の歌詞も素晴らしく魅力的。これライブで聴くとめっちゃ盛り上がります。もともと昔に収録していた楽曲を再編した楽曲。
oh men さよなら弱肉強食 you live 地球を舐めるが如く women 甘い甘い蜜を吸いたまえ you live そして儚い夢とともに死ね
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1位 世界が終わる夜
彼らが伝えたいメッセージの全てが詰まっている。
人が生まれて、楽しんで、最後の日が来たときに何が残るだろう。
名誉、栄光、家族、友達、自分という存在がただ消えてなくなる
それを不運に思うのではなく、当たり前だと思えることで
毎日の日常の中の大切なことが見えてくる。そんなメッセージが詰まっていると僕は思う。
ちなみに、僕が死ぬ時に棺桶の中に入れてほしいボックスにすでに贈呈済み。
世界が終わることなんて 些細なことさ 小さな僕ら 生まれて 消えるだけ
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まとめ
もっと有名な歌手とかバンドとかいるし、あえてACIDMANを選んだのは単純に好きだから。もう10年以上もファンなアーティストって自分の中でなかなかいないし。
今回は完全に僕の趣味を全面に押し出してみた。
もっとたくさんの人に彼らの音楽によるメッセージが一つでも伝わることを願ってます。
ランキングに載っていない僕個人が好きな楽曲
・migration10 64
・暁を残して
・id -イド-
・季節の灯
・酸化空
・造花が笑う
・turn around
・and world
まだまだ沢山のいい楽曲がある。僕はBluetoothスピーカーを使っていつでもどこでも聴いている。音質も高いものが多いので自分の好きな音楽を聴いてリラックスできるのは本当に気分転換になる。
気になる方はぜひ聴いてみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。