キャッシュレス社会を先取りした財布DUN FOLDレビュー
オランダ発、海外のミニマリストたちにも愛用者が増えているブランドDUN FOLD(ダンフォルド)の財布をレビューしていきます。
日本ではいち早いキャッシュレス社会に向けた無駄のないデザインになっています。
まずは私がこれまで使った財布を少しまとめてみました。
ミラグロ、ベルロイと使ってきて、今回選んだ財布がこのDUN FOLDです。
過去に使っていた財布についてのレビューはこちらにまとめているので、気になる人は参考にしてみてほしい。
過去記事>>薄くて機能的でコンパクトな財布Milagroミラグロのおすすめレビュー【2年間使い倒し】
過去記事>>ベルロイのノートスリーブで財布を薄くミニマルに【レビュー記事】
キャッシュレスを前提とした先駆け感を感じる見た目。早速、必要なカードを収納して使ってみることにしました。
見た目はコンパクトなデザインで、名刺入れのようなシンプルさが魅力。
手がけたのは、自身もミニマリストで世界中を旅するオランダ人デザイナーSjoerd van Dam氏。
日々、キャッシュレスに向けて変化する社会に対応する利便性と携帯性のある作品を作っている新進気鋭なデザイナーです。
持つものにこだわるなら、作っている人の価値観や考えにも共感すべきですよね。
DUN FOLDの注目すべき魅力
DUN FOLDの主な特徴
- カードサイズ並みのコンパクトさを追求
- 手のひらサイズの3つ折タイプ
- RFIDポケットでセキュリティ万全
- コインポケットなし
- デザイン性抜群でカッコいい
- コンパクトだけど三つ折りで収納性は高い
- カード:最大6枚 お札:最大8枚
一言で言えば、小銭などを一切持たないキャッシュレス主義のための財布。
薄さを最大限まで追求しているだけでなく、デザインが非常に優れていることが個人的に好きです。
<Point 1> 圧倒的なコンパクトさ
DUN FOLDにあるポケットの数は合計3つ。
それぞれにカードが2枚ずつ入るので最大で6枚のカードを収納できます。
もともとの財布の厚さはわずか0.5 cm!
そこに、カード3枚を各ポケットに入れる+お札も数枚入れてもこの薄さを実現しています。
これまで持っていた財布と比べてもその薄さはダントツ1番です。
スーツの胸ポケットに収めても全く膨れない薄さが魅力です。本当に必要最低限のものだけを入れるミニマル感が良き。
カードポケットを見てみると、細部までコンパクトさを追求した作りがよく分かります。
ポケットはカードサイズぎりぎりの大きさになっており「このポケットってカード入るかな?」と思えるくらい、みっちりしたサイズで財布の大きさとほぼイコールの作りになっている。
ホールド感は抜群でカードが抜け落ちる心配もありません。
<Point 2> スマートなオシャレさ
DUN FOLDはオランダ人のミニマリストがデザインを手がけており、ミニマルな面とオシャレさを両立させています。
これがまたスマートな作りでかっこいい。
さらに、使っている牛革トップグレインレザーは最高級品の証でもあります。
革は高級感があり、安っぽく見えないし社会人でもビジネスシーンに馴染むようなデザインが魅力。
コンパクトさだけを追求した財布はたくさんあるけど、さすがヨーロッパ。デザインまで徹底してこだわってくれてます。使い込むほどに馴染むように設計されています。
単純なカッコよさだけでなく、機能性を追求したシンプルで無駄のない作りが秀逸ですね。
<Point 3> セキュリティと機能性の両立
個人的に気に入っているのがカードを取り出す必要がない作り。
前回購入したベルロイのノートスリーブは収納力は抜群だったけど、取り出す必要があるのがネックだった。
DUN FOLDは財布に入れたまま使うことを想定して作られており、財布そのものの耐久性を保ったまま活用できる。
さらに嬉しいのがスキミング防犯対策RFIDポケットと呼ばれるものです。
スキミング防止素材としては最高峰の素材を採用。
RFID全面と背面の2ポケットは情報抜き取りからしっかりと守ってくれます。
これで海外旅行でも安心して使えます。
さらにRFIDの嬉しい裏技的機能がこれ。
プロテクション機能が備わっている=他のカードと干渉しない!
財布を開く必要がなく、表裏でスマートにカードの使い分けが可能。
これがむちゃくちゃ便利。
RFIDポケットの使い分けは、こんな感じでできます。
<Point 4> お札を安全かつ楽に取り出せる構造
気になるお札のホールド感ですが、3つ折りになるのでフックのような役目になり、ほぼ抜け落ちません。
お札を取り出すときは、ホールド部分を親指で押さえ、お札の端を引っ張ります。
他のお札が抜けることなく1枚だけを抜き取れました。
スムーズな取り出しができるよう考慮して設計されています。
こういうところにもこだわりを感じて、僕はさらにこの財布が好きになりました。
小銭のないミニマリスト財布の究極のカタチ
DUN FOLDをおすすめできるひと
- 電子マネー主義なキャッシュレス派
- 財布に薄さとカッコよさを求めたい
- 現金をほぼ持ち歩かない
今回の財布はある意味で大きなチャレンジだと思ってます。
なぜなら、これまで使ってきた財布にあった小銭ポケットがDUN FOLDには一切ないから。
キャッシュレス社会が進むなかで、PaypayやLINEpayなどアプリもたくさん出てきています。
それら全てをうまく使いこなすためには、電子マネーに対応したお店を極力選ぶことが求められます。
正直、日本ではまだまだ現金社会が根強く残っています。今回の財布を使いこなすためにはまだまだ時間がかかるかもしれません。
それでも、電子マネーは国の後押しもあり、普及は確実です。日本にも早くキャッシュレス社会が浸透する日を待ちつつ、挑戦してみようと思います。
check!!
正規取扱店の保証をフル活用しよう
前回に引き続き正規販売店のanelanaluさんで購入しました。理由は2つ。
一つは3年間の保証付きだから。もう一つはここでしか取り扱いがない限定だから、です。
どんな財布にも言えますが、大事なカードたちを落としたり失くしたりするリスクには備えておくべきです。
今は良いけど、2〜3ヵ月経ってポケットがガバガバになってカードが抜け落ちやすくなってしまった…という状況は極力避けたいもの。
財布に対するリスク管理は絶対にしておくべきだと考えてます。
その点、正規販売店なら保証付で安心できます。購入するなら正規販売店の利用をおすすめします。
C H E C K!!
財布に合わせて持ち物の数を減らすという選択
「社会人なんだから良い長財布を買って持ち歩くべきだ。」
僕が社会人になって、ずっと言われ続けていたことです。
正直、キャッシュレス社会になりつつある中で、ブランド物のパンパンに膨れた重たい長財布を持つことに違和感がありました。
僕にとって、財布選びは自分の必需品を見直す機会だと考えています。
財布を選ぶとき、普通はいま持っているカードやお札がすべて入るかどうか?を検討します。自分の持ち物に合わせて財布を選ぶという考えですね。
そうではなく、選んだ財布に収まるように自分の持ち物の数を極力減らすという選択をしています。財布に合わせて必需品を見直す。
本当に必要なカードか?無駄遣いをしてしまっていないか?
ミニマリスト財布の一番の魅力は、コンパクトさや身軽さを手に入れることではなく、自分の生活の無駄を減らしていくことだと考えています。
DUN FOLDを選び、そういう意味でも持ち物を改めて見直すいい機会になりました。
財布選びの一つの参考になれば嬉しい限りです。
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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。