イングリッシュブートキャンプ は「アメリカ軍隊並みの英会話練習」
ENGLISH BOOT CAMP(イングリッシュブートキャンプ)という2日間の短期集中英会話プログラムの取材と体験してきました。
2日間で20時間の英語漬けを体験できる軍隊訓練のような英会話プログラムで、テレビ番組でも多く紹介され話題になりました。
イングリッシュブートキャンプでどんな訓練が行われているのか?どんなことが身につけられるのか?この記事で紹介していきます。
この記事で分かること
- 2日間20時間の超スパルタなプログラム内容
- なぜ2日間で話せるようになるのか?
- 実際にどんなことをやっているのか?
- 厳しいトレーナーとの1on1のセッション風景
変更点
現在はオンラインでのブートキャンプも開講中。
10時間オンラインコース生徒1名に対して講師2名が同時に参加でマンツーマン以上!たった1日で英語が喋れる自信が付くオンライン英会話レッスンが受けられます。
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イングリッシュブートキャンプって?
イングリッシュブートキャンプは2日間20時間ひたすら英語で話し続けるスパルタプログラム。英会話をするときの壁を取り払うトレーニングを受けられ、海外留学に近い体験ができます。
プログラムの主な特徴
・2日間は完全に日本語禁止
・超短期留学で英語漬けの環境が手に入る
・コミュニケーションに大切な要素を2日間で凝縮して学べる
・ただ話すのではなく、自分で考えて交渉し発言する英会話が学べる
イングリッシュブートキャンプの2日間のスケジュール
【1日目】
8:30 / 集合
9:20 / オリエンテーション
10:20 / 英会話プログラム(You’ll love it, Word Challenge)
12:15 / Lunch
13:05 / 英会話プログラム(Impact Introduction, Quick Shot, Cut in and Active listening, Instant Reason, Partner Intro)
18:30 / Dinner
19:10-21:15 / 英会話プログラム(Elevator Pitch, Video making presentation)
21:30 / 1日目終了
【2日目】
9:30 / 英会話プログラム(You’ll love it, 2nd best review, Telling a story, Case Study)
12:30 / Lunch
13:20-20:30 / final speech(interview, theme making Slide making, presentation)
見ての通り1日中がっつりな英会話漬け。合計20時間のプログラムであり、ランチやディナーの間さえも英会話が求められます。
*2019年時点での情報となります。詳しくは運営元へお尋ねください。
どんな人たちがイングリッシュブートキャンプに参加しているか?
実際にイングリッシュブートキャンプのスタッフの方々に聞いてみました。参加している人たちはどんな人たちなのか?具体的なニーズ・目的を聞いてみたのでシェアしておきます。
- 日本にいながら短期間で英語漬けになりたい
- 言いたいことが言えずモジモジしている自分を変えたい
- 海外赴任や外資系への転職でとにかく短期集中でなんとかしたい
- 英会話教室やオンラインなど試したけど効果がなく、一度厳しい環境で壁を超えたい
- 英会話を始めたい始めのきっかけを見つけたい
- 頭で考えたことを瞬時に英語にしたい
- ためらい、恥じらいを無くしたい
- 英会話の中に入っていけない自分が嫌だ
- 異文化のコミュニケーションに飛び込みたい
- 海外の人と対等に会話したい
ただ単純に英語が話せるようになりたい!というより、メンタル面やためらいでなかなか英語が話せない自分を変えたいというニーズもそれなりに多いとのことでした。
参加者に求められる英語レベル
担当者に聞いたところTOEIC350-900点台と幅広いレンジの人が受けています。
イングリッシュブートキャンプは、コミュニケーションに必要な武器を短期間で効率よく身につけられるプログラムになっている。
僕個人の意見としては、TEOIC600前後の英語力を持っているけどなかなか話せない自分を短期間で変えたい人におすすめだと感じました。
イングリッシュブートキャンプで得られる効果
この3つは2日間で充分鍛えられるし、逆に英会話学校などで無駄に何ヶ月もかける方がもったいない。短期間でこの能力を緊急開発できるのがイングリッシュブートキャンプの役割となっています。
イングリッシュブートキャンプを体験
ここからは実際にイングリッシュブートキャンプのトレーニングの数々を紹介していきます。
自分を印象づける自己紹介トレーニング
まずはImpact Introduction。相手に良い印象を与えるための方法と、躊躇せずに自分から声をかけるメンタル面を鍛えていきます。
レッスンは徹底的に考えさせて引き出す考え抜かれた英会話プログラムでした。受け身、テーマに沿ったお利口な英会話ではなく、瞬時に目の前の人に伝える力が試されます。
相手へのアイコンタクト、握手の握り方など基本的だけどためらうことなくできるようにしていきます。出来ていなければその場で何度もやり直し。
優しくも厳しい研修の幕開けという感じでした。
短時間でとにかく数をこなす。失敗をおそれず、何度もチャレンジすることで自然とスムーズにできるようになってきます。
瞬発的に会話の話題を広げるトレーニング
次に英会話の話題を広げる訓練。ここでもモタモタしている暇はありません。
ダラダラと話すのではなく、その場で何を話すのか即座に決めて話を広げる必要があります。
追い込まれることで瞬間的に反応して会話する力がどんどん付いてきます。
回数を重ねるほどに、他の生徒さんも自然と身振り手振りのジェスチャーが出るようになっていきます。
ネイティヴの速い英語にもためらわず、自分の言いたいことを言う発言力もその場でどんどん鍛えていきます。
実際に見学してみて、身をもって感じたのはスケジュールのハードさです。
イングリッシュブートキャンプでは英会話をひたすら10時間くらいほぼぶっ通しでやり続けています。休憩時間も英会話で息抜き。休む暇は、ほぼありません。
だからこそ、参加した全員から話そうとする熱気が伝わってきました。この日は10/28で雨が降っており、肌寒い秋の日だったけど部屋の中はちょっと汗ばむほどの熱気に包まれていました。
ヒートアップしてくるほど会話は増えて盛り上がっていて、アクティビティが進むたびに英語で話すことにためらいが減っていくのが感じられました。
瞬間的に目の前の写真を英語にするトレーニング
2つ目のレッスンはQuick Shot。これは、目の前に現れる写真や動画を瞬時に説明する練習です。目の前に起こっていることを瞬時に理解し、英語にする瞬間発話能力を鍛えるトレーニングです。
英会話に役立つフレーズ学習ではなく、自分の中から英語を引っ張り出す感じです。
「彼、何してる??」という質問を投げかけられて、一瞬で答える必要がある。受け身は許されません。
頭から知っている英単語を絞り出すことで、眠っている英単語をどんどんアクティブ化させていきます。
グループを組んで行いますが、一人ひとりが言ったことと全く同じ意見はダメ。自分の口から表現を引っ張り出していきます。
知っている英単語を駆使して、いかに相手に伝えるべきか?をためらわずに伝えるマインド面を徹底的に鍛えます。
間違ってもいいからとにかく表現する!ことで、英語を話す恐怖心がどんどんなくなります。完璧主義な人にとってはかなり効きそう。
分からない単語や表現はその場で繰り返して覚えていく速攻さが大切。
逆に分からない単語を簡潔に言い換える力も求められます。今知っている英単語を切り貼りして相手に伝える力も身につけられます。
グループレッスンだけど参加者全員がとにかく発言しなければいけません。表現が出てくるまでのプレッシャーもなかなかの圧でした。
とにかく英語を口から出す、どんどん出す。
フレーズと相手に伝える方法を学ぶ→分かる→実践するを瞬間的に行うことで自分の中にある英語で表現するためらいの壁がどんどん崩れていきます。
英語コミュニケーションの基礎を体系的に学ぶトレーニング
アイコンタクトも大切。目を見て相手の話を聞き、伝えるときもしっかりと相手と向き合います。これは英語に限らずコミュニケーションの基礎能力として求められる力です。
レッスン中はとにかくガチンコで、参加した方々がエネルギーを絞り出す感じが伝わってきました。常に英語を話そうとする状態に慣れることで、会話のためらいや恥ずかしさが無くなっていきます。
もちろん、話すだけが全てではありません。アクティブリスニングも同時に学んでいきます。
相手の話をきちんと聞く姿勢、相槌を学ぶことで参加者の人たちのコミュニケーション力がどんどん高まっていきます。
トレーニング例
- ネイティヴの話に割り込む訓練
- 相手が言ったことを聞き返す訓練
- 話を聞いて終わりにしない話を広げる訓練
- 質問を考えて相手に投げかける訓練
- 相手に英語で交渉してYesと言わせる訓練
参加者に徹底的に考えさせ、発言させるのがイングリッシュブートキャンプ最大の強み。自分の中で知っているだけの英語を使えるものに変えていくことができます。
料金コスパってぶっちゃけどう?
金額面の話になりますが、2日間で98,000円ってめちゃくちゃ高い…?と僕も個人的に思ったので、英会話する時間10分あたりの単価を計算してみました。
他の英会話学校の料金と比べやすくするため、10分あたりの費用で比較。
イングリッシュブートキャンプは10分あたり81.6円。他の英会話学校の10分あたりの金額と比べれば決して高すぎる金額ではないことが分かるはずです。
2日間という濃密な時間で、克服すべき課題がとにかく明確なのが受講生満足度の高さに繋がっているんだと思います。
短期間で英会話を話すために精神的な壁をぶち壊したい、なんとか自分に自身をつけたい、コミュ力をどうにか上げたいという人に特におすすめですね。
でも参加して上手く英語が話せるか不安・・・
英語力に自信がない人にとって最もハードルが高いのは「そもそも話す力がない」という自分に対しての思い込みです。
英語力を伸ばすために必要なのは「好奇心」です。
もっと知りたい、もっと学んでみたい、もっと違う世界をみたい。
単純だけど、自分の気持ちがちゃんとそこに向かっているかが重要です。
イングリッシュブートキャンプ
に来て得られるのはまさにその“気持ち”です。
同じように英語力が伸びなくて悩んでいる人、英語を話せるようになりたいけど自信がない人、どうせ自分なんてと諦めるのが悔しい人。
同じ境遇の人たちが集まって、一緒に乗り越えるからこそ、自信と自分なりの気持ちが形になります。
でも合わなかったら・・・
そんな人のためにイングリッシュブートキャンプが用意しているのが全額保証です。
プログラムに参加して1日目の16時までに申し出れば受講料の全額返金が可能です。
もしも満足いかなくても安心して受けられる。その自信がイングリッシュブートキャンプ側にもあるからこそ、多くの人たちが受講しています。
イングリッシュブートキャンプ2日間で得られるもの
濃密な2日間で参加者たちの声を集めてみました。
英語はなんとなく話せるけど、今ひとつコミュニケーションが上手くいきませんでした。行き詰まりの原因は自分自身のマインドだったんだと改めて気づかされました。
分からない、言えなくても単語やジェスチャーで相手になんとか伝えようとする力が身につきました。
ためらいや恥じらいを、この2日間で変えてもらえたことは本当に大きかったです。
うなずいて笑うだけの英会話をやめました。
これまでネイティブの先生の話を笑って聞いて、自分が発言できないことをごまかしてました。
自分はこれまで何の生産性もない英会話をしてたんだってことを、このキャンプで学びましたね。自分の中にある単語・フレーズがどんどんアクティブになって、自分の全てをぶつけて表現する力が身につきました。
ここまで濃密な2日間で英語漬けになれば、自宅に帰ってからも英語をやるモチベーションが全然違ってきます。
英会話を学びたいという欲が一気に湧き上がる、一歩を踏み出す勇気をみんなからもらえた、そんなセッションでした。
2日間で圧倒的に変わるのはマインド面です。この壁を突破できたからこそ、その後にさらに高い英語力を身につけている人たちも多いそうです。
STAYの個人的な感想
思っていたようなありきたりな英会話レッスンを2日間に凝縮しただけじゃなかったです。「英会話の壁」を壊すためにどうすればいいか?ってことに徹底してフォーカスしてプログラムが考え抜かれているなと感じました。
相手にいかに伝えるか?は英語が完璧に話せるかどうかと決してイコールじゃないなって改めて感じました。メンタル的なためらいをゼロにして、少ないボキャブラリーでも組み合せて伝える力を身につけられる。そんな「相手に伝える」ために必要なマインドを徹底的に鍛える2日間がイングリッシュブートキャンプで得られるものだと感じます。
見学してビックリしたのは、最初モジモジして相手とまともに会話できなかった人が、目の前でどんどんアクティブに変わっていく姿でした。たった2日でここまで人は変わるんだと、改めて僕自身も勇気をもらいました。
英語に限らず、コミュニケーション能力そのものを高められる場でもあると感じました。
海外留学のように1日英語漬けの熱気に包まれて自分を変えたい人、とにかく切羽詰まって英会話力をなんとかしたい人に本気でおすすめします。
受講はオンラインで口コミで広まっており、受講申し込みが絶えないとのこと。気になる人はぜひ公式ホームページから申し込んでみよう。
イングリッシュブートキャンプ二子玉川ベース
公式サイト:2日間の短期集中英会話キャンプ【 English Boot Camp 】
〒158-0094 東京都世田谷区玉川3丁目21−1アーバンコート玉川3F
二子玉川駅より徒歩5分
TEL: 03-5797-9801
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
これまでの英語学習をまとめた渾身のnote書きました。
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STAY MINIMAL英語ガイドマップ
戦略的ミニマル英語学習法
◆ブログ管理人の独学英語勉強法
┣ 留学で味わった英語が全く聴けない悔しさを克服したリスニング上達
┗ 英語勉強法と計画のすべて
◆英語の基礎基本レベルとしてのTOEIC800点
┣ TOEICっている?なぜ800点なのか?
┗ 英語って何から始めたらいいか分からない人はまずこの記事から
*英語の基礎基本レベルとしてまずは800点を目指すことから
最短かつ具体的なTOEIC800英語学習戦略
■ミニマル英語学習の計画を立てよう
┗ 英語学習のヒント65
■英語の3つの勉強法
◆管理人の独学の勉強法(時間と根気ある人向け)
┗ 英語が話せるようになるまでの勉強法と計画のすべて
◆教材が全て揃ったスタディサプリ勉強法
┗ コスパ最高のスタディサプリENGLISHをフル活用する
◆全額保証の英語寺
「成果が出なければ返金」英語の成り立ちを教える唯一無二のスクール
┗ リバティイングリッシュアカデミー
◆英語学習に役立った参考書まとめ
┗ 英語の基礎基本を学べる「11冊」
話す力をつける学習方法
┣ たった2日で発話力を底上げする「英語ブートキャンプ」
┣ アウトプット力をつける「瞬間英作文」
┗ ビジネス英語に特化した「ビジネス瞬間英作文」
英語を聞く力をつける学習方法
◆具体的なリスニング力の上げ方
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絶対的な語彙力を身につける覚え方まとめ
┣ スタディサプリ英単語の超効率的な覚え方
┗ 英単語の覚え方