PROGRITとENGLISHCOMPANYを徹底比較
これまでたくさんの取材記事を書いてきて、英会話教室ではなく短期集中型の英語学習サービスがものすごく増えてきています。実績も出てきており、英語学習は短期集中マンツーマンで確実に伸ばしていく時代になりつつあります。
今回はそんな中でも、最も勢いのあるENGLISH COMPANYと【PROGRIT(プログリット)】の2社を徹底比較していきます。
今回は口コミ、Twitter、受講した知り合いなどあらゆるソースを使ってENGLISH COMPANYとPROGRITについて徹底分析していきます。
特徴と学習方法について徹底比較
完全に主観的意見ですが、ENGLISH COMPANYは文化系、PROGRITは体育会系というイメージだと分かりやすいと思います。
ENGLISH COMPANY 特徴 |
PROGRIT 特徴 |
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アカデミックタイプ。
予備校から事業をスタートして一貫して教育に根ざしており、言語学を研究する大学との繋がりなど教育的ななバックグラウンドがある。 第二言語習得研究の専門性の高さと、行動科学をベースに英語学習の正しい方法と習慣の獲得を目指す。教育に一貫して根ざし、課題発見による学習の無駄を省くことを強みとする。 言語学の専門性が高い専属パーソナルトレーナーが対応。 |
ビジネスタイプ。
マッキンゼー出身の方と、リクルート出身の方によって設立された英語学習コンサルティング・スクール。 応用言語学第二言語習得論にもとづくオーダーメイドのカリキュラムと、必ず学習を継続させる徹底したスケジュール管理と週間面談。 1日3時間以上の徹底して英語をやり抜く力を育てていく。 問題解決能力を有する優秀な専属コンサルタントが対応。 |
ENGLISH COMPANYは第二言語習得研究の専門性が高く、学習生産性を高めるのがポイント。アカデミック型で「英語学習」における正しい方法を追求するタイプ。
PROGRITは学習継続のための目標立て、進捗サポートを行うコンサルティングがポイント。英語の専門性だけでなく、継続させるための学習コンサルに強みを持ってます。
学習スタイルを比較
ENGLISHCOMPANYは課題分析を専門的に行い、時間あたりの「質」を高めるスタイル。
PROGRITは1日3時間を学習計画に落とし込み徹底してやり抜くスタイルです。
ENGLISH COMPANY 学習スタイル |
PROGRIT 学習スタイル |
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課題発見型。
時間あたりの学習生産性を高めることが目的。英語学習においてどこでつまづいているのかをアセスメント。課題を見つけ、正しく学習。 週2回、1回90分の対面トレーニングなので、「対面の英語レッスンがある」という点はPROGRITと圧倒的に違う。 学習時間を増やすのではなく、学習時間あたりの効率を最大にするスタンス。 |
目標達成型。
個人に合わせて英語学習計画立て、学習時間を分単位でコンサルと作成。最も効率的に英語力を上げるトレーニング教材と方法を決めてひたすらにやり抜く。 週1回のコンサルティングセッションは「振り返り」をメインとするため、細かい英語の指導や教えてもらうチャンスは週1回。 学習時間を増やして確実に目標達成させるスタンス。 |
学習コンテンツを比較
どちらもメインは市販教材。ENGLISHCOMPANYは教育会社でオリジナル教材も開発してます。
ENGLISH COMPANY 学習コンテンツ |
PROGRIT 学習コンテンツ |
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市販教材+オリジナル教材。
オリジナル教材を使ったメソッドはかなり豊富。補完教材としてTOEIC公式問題集、キクタン、TOEIC Part5特急などの市販教材をつかう。 主にTOEIC教材がメインだが、公式ホームページや他サイトをみる限り、TOEIC点数を上げるために使っているのでなく、目的は英語力そのものの底上げ。 また、PROGRITと完全に違うのはオリジナルの英語教材開発ができている。認知文法やアプリなど独自の文法教材もあり。 |
市販教材のみ。
単語帳、文法書、瞬間英作文などすべて市販の中から厳選して教材をチョイス。個人に合わせて英語学習計画立て、学習時間を分単位でコンサルと作成。 最も効率的に英語力を上げるトレーニング教材と方法を決めてひたすらに向かっていく。 その人に合わせた教材を組み合わせて使っていき、TOEICだけでなくTOEFLや瞬間英作文なども行います。目的に合わせて柔軟に教材を選べる点がENGLISH COMPANYと違う魅力。 |
ENGLISH COMPANYはオリジナル教材を開発している点が強み。英語コンテンツそのものの開発力がある=英語学習の知見や専門性に強みがある、という事実に繋がりますね。
PROGRITは市販教材を自由に組み合わせていく柔軟さが強み。業界ごとに求められる留学、TOEIC、ビジネス英会話など目的に合わせて教材を変えてくれる点は魅力。行動ベースまで落とし込み、徹底して学習管理に強みがあると言えますね。
PROGRITはアプリが充実しており、スピーキング力を鍛える「スピフル」やリスニング力を鍛える「シャドテン」などAIを使って実践的に英語力を鍛えることが可能です。
学習時間と管理方法を比較
ENGLISHCOMPANYは無理なく1-2時間の習慣作り、PROGRITは3時間徹底管理です。
ENGLISH COMPANY 学習時間と管理方法 |
PROGRIT 学習時間 |
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スキマ時間を活用して1〜2時間。
ガッツリ3〜4時間取り組むようなことはせず、1日の中のスキマ時間を有効活用して1時間から学習を無理なく行っていく。 LINEで毎日やりとりを行うが、めちゃくちゃ厳しく管理するわけでなく、無理なく毎日やっていくという習慣作りがメイン。 徹底して管理してほしい人にはあまり向かないかもしれない。 |
ガッツリ1日3時間を目標に。
英語学習計画を分単位で設計し、コンサルと相談しながら1日3時間を捻出。こちらもLINEによる毎日やりとりが行われ、毎日さぼることなく学習できているかを徹底管理していく。 学習スケジュールも具体的に図に落とし込まれ、計画性はかなり高い。やるべきことがかっちりと計画的に行われることがENGLISH COMPANYにない強み。 |
ENGLISH COMPANY一言で言えば真面目な優等生タイプ。
専門的な知見から「インプット学習がアウトプットのために必須」という点を忠実に守り、無駄なことはせず英語力を効率よく伸ばしていく学習スタイルです。無駄なく、効率よく、正しく英語学習をやりたい人に向いていると言えます。
PROGRITは一言で言えば体育祭(英語祭)。目標と学習計画を綿密に組み立て、そこに向けて走り抜けていくもの。もちろん、学習生産性を上げるために第二言語習得研究の知見に基づく説明もあるけど、メインは学習の徹底的な進捗管理にあります。目的までの期日に向けて計画を立てて、グァーッと突き進んでいくイメージですね。
この比較を見て公式サイトを見てみると、それぞれのポイントが見えてきます。
実績とスコアアップ比較
どのくらいの実績が出ているかも参考にしたい情報の一つ。それぞれの実績を分析してみました。
ENGLISH COMPANY 実績一覧 |
PROGRIT 実績一覧 |
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<TOEIC>
455→855(+400UP) 665→870(+215UP) 690→845(+155UP) 540→835(+295UP) 645→845(+200UP) 680→945(+265UP) 655→895(+240UP) インタビュー合計56記事以上 |
<TOEIC>
515→785(+270UP) 805→920(+115UP) 550→685(+135UP) 735→895(+160UP) <VERSANT> 37→45(+8UP) 篠塚孝哉さん(+9UP・初期値不明) 家入一真さん(+7UP・初期値不明) インタビュー合計24記事以上 |
ENGLISH COMPANYは実績としてTOEIC L&Rの点数のみ。
PROGRITはTOEIC L&RとVERSANTを使っており、アウトプット能力も測定可能。著名人やビジネスマンのインタビュー事例も豊富です。
2021年に上場してからは透明性が増しており、事例インタビュー数も40件以上に。
特にPROGRIT公式サイトで公開されているビジネス英会話力が伸びた動画は、3ヶ月間でどのくらいの変化が期待できるかが一目瞭然です。
詳しくは公式サイトで確認できるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
講師のタイプを比較
ENGLISHCOMPANYはメガネが似合う言語専門家、PROGRITはコンサル気質ですね。
ENGLISH COMPANY 募集要項 |
PROGRIT 募集要項 |
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▼パーソナルトレーナー(英語講師)
第二言語習得研究の知見をベースにした、「短期間で圧倒的な効果を出すメソッド」と、行動科学を基本とした「モチベーションを維持する仕組み」を使って、受講生の英語力大幅アップを叶えるおしごとです。 求めている人材 ■大卒以上/未経験者・第二新卒者歓迎/先進的な仕事をしたい方・これまでの語学スキルを活かしたい方 【具体的には】 ▼TOEIC850点以上または同等以上の英語スキルがある方 ▼大学等で専門的に英語を学んだ方 ▼新しい形の英語指導に挑戦したい方 |
主な仕事は英語を直接教えるティーチングではなく、お客様を目標達成へと導くコーチング。
◎効率的な英語学習方法のレクチャー <未経験歓迎> ■高卒以上 ■33歳以下の方(若年層の長期キャリア形成を図るため) 【下記どちらかを満たす方が対象】 ■英語力をお持ちの方(目安:TOEIC700点相当) ■海外への留学経験がある方 |
ENGLISH COMPANYは大学で専門的に英語を学んだ言語の専門家たちが集まっています。
PROGRITは門戸を広げて人物重視。
ぜひ、それぞれの公式サイトで講師の人たちもチェックしてみてください。
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加えてPROGRITはアプリ戦略も充実。
シャドーイングでリスニング力を鍛えられる毎日音声添削をもらえるサービス【シャドテン】が大人気です。
シャドーイングはリスニング力を高める絶好の手法。
1000以上ある学習コンテンツをシャドーイングし、英語学習のプロが毎日添削してくれます。
続かない人に向けてLINEでもフォローサポートしてくれる心強いアプリです。
こうしたテクノロジーを有効活用したサービスを展開している点も【PROGRIT(プログリット)】の強みです。
通学しやすさを比較
ぶっちゃけると、英語力を伸ばすために通いやすさを重視する人はあまりいないんじゃないかって思います。世界の状況を見ても、オンライン受講が主流になっています。
どちらもオンライン対応なので、あまり有利不利はない気もします。
ENGLISH COMPANY スタジオ一覧 |
PROGRIT スタジオ一覧 |
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<関東11店舗> 池袋、新宿、恵比寿、有楽町、神田、銀座、品川、六本木、四谷、横浜、大宮<関西4店舗> 梅田、北浜、四条烏丸、神戸オンラインあり |
<関東9店舗> 有楽町、新橋、新宿、渋谷、赤坂見附、神田秋葉原、池袋、六本木、横浜<東海1店舗> 名古屋<関西3店舗> 阪急梅田、西梅田オンラインあり |
金額・対面時間・オプションサポートを比較
料金体系とサービス内容についても徹底的に分析してみました。コスト面からお得なサービスはどちらか?を見ていきます。
ENGLISH COMPANY | PROGRIT |
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入会金 50,000円
全レベル対応トレーニング、初級〜上級向けグループレッスン 3ヶ月/495,000円 支払い方法:振込のみ 分割最大15回払いまで対応 *30日間返信保証あり |
入会金 50,000円
ビジネス英会話コース、TOEIC L&Rコース、TOEFL iBT&IELTSコース 2ヶ月/328,000円 3ヶ月/468,000円 支払い方法:振込、クレジットカード *30日間返信保証なし |
入会金は変わらず。料金は見た目はほぼ同じですが対面時間の合計と10分あたりの単価をみるとこんな感じです。
それぞれ3ヶ月で比較していますがPROGRITは対面時間が短く、単価も高めです。PROGRITは自習で1日3時間やるっていう前提が必要になってきます。
広告・宣伝の露出でタイプ比較
これは参考的なものとして比較してみました。
ENGLISH COMPANY→派手さはなく真面目路線。地道で特に口コミや紹介による人気が圧倒的。CMも特に大々的な有名人は使ってないようです。これで人気なので、間違いなく実力があるということが宣伝効果になっていると言えそうです。
PROGRIT→有名人の起用(特にスポーツ選手)が多く派手め。2020年に向けて本田圭佑と北島康介のCMも公開予定。インタビュー記事にも起業家やベンチャー企業の社長などが多く起用されています。
2021年には東証グロース市場に上場しており、ビジネスマンたちからの注目度はうなぎ登りです。
【結論】ENGLISH COMPANYとPROGRIT選ぶならどっち?
両者の特徴をもとに、どんなタイプの人向けなのか?という最終的な個人的結論までまとめてみました。
ENGLISH COMPANY 特徴まとめ |
PROGRIT 特徴まとめ |
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・文化系タイプ
・無駄なく学習効率化 ・行動科学による「習慣化」で継続 ・講師からの英語学習指導あり ・オリジナル教材の開発力が高い <向いている人> |
・体育会系タイプ
・1日3時間の徹底的な学習管理 ・目標達成指向 ・講師からの英語学習指導少なめ ・市販教材をニーズに合わせる柔軟さ <向いている人> |
結論として、迷っている方へ。分からないなら、今すぐ体験レッスンだけでも受けてみるべきです。理由は単純で、英語は早く身につけておいた方が、後々の自分の可能性が一気に広がるからです。
今の仕事に満足してない、もっと収入上げたい、仕事で出来ること増やしたい。そう思えるのなら「モチベーション」という面ではすでに合格です。あとはホントやるだけです。
ENGLISH COMPANYもPROGRITも英語力を上げるためにはこれ以上ない環境です。きっと3ヶ月後には、今より英語が楽に聞けて、話せて、仕事にも活かせている自分になるはずです。
無料体験レッスンはどちらも約1時間あれば済むこと。受けるかどうか悩むのはそのあとでも全然いいんです。悩むくらいなら、まずは一度トライしてみてください。行動があなたの英語力を変える第一歩になるはずです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
これまでの英語学習をまとめた渾身のnote書きました。
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STAY MINIMAL英語ガイドマップ
戦略的ミニマル英語学習法
◆ブログ管理人の独学英語勉強法
┣ 留学で味わった英語が全く聴けない悔しさを克服したリスニング上達
┗ 英語勉強法と計画のすべて
◆英語の基礎基本レベルとしてのTOEIC800点
┣ TOEICっている?なぜ800点なのか?
┗ 英語って何から始めたらいいか分からない人はまずこの記事から
*英語の基礎基本レベルとしてまずは800点を目指すことから
最短かつ具体的なTOEIC800英語学習戦略
■ミニマル英語学習の計画を立てよう
┗ 英語学習のヒント65
■英語の3つの勉強法
◆管理人の独学の勉強法(時間と根気ある人向け)
┗ 英語が話せるようになるまでの勉強法と計画のすべて
◆教材が全て揃ったスタディサプリ勉強法
┗ コスパ最高のスタディサプリENGLISHをフル活用する
◆全額保証の英語寺
「成果が出なければ返金」英語の成り立ちを教える唯一無二のスクール
┗ リバティイングリッシュアカデミー
◆英語学習に役立った参考書まとめ
┗ 英語の基礎基本を学べる「11冊」
話す力をつける学習方法
┣ たった2日で発話力を底上げする「英語ブートキャンプ」
┣ アウトプット力をつける「瞬間英作文」
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英語を聞く力をつける学習方法
◆具体的なリスニング力の上げ方
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絶対的な語彙力を身につける覚え方まとめ
┣ スタディサプリ英単語の超効率的な覚え方
┗ 英単語の覚え方