英語辞書はスマホアプリで賢く使おう
英語の辞書は英語学習者にとって必須です。ただ、分厚い紙の辞書って重くてかさばるからなるべく避けたいところです。
今はスマホやタブレットに辞書アプリをダウンロードすれば、全てを網羅できるので電子辞書を持つ方が圧倒的に便利です。
紙の辞書の方がいいと言うかもしれないけど、機能や内容はほぼ変わらない。むしろ辞書アプリの方が検索や発音が確認できるので英語学習に最適です。今回は厳選してアプリで手に入るオススメの英語辞書を無料と有料の両方でピックアップしてみます。
無料版と有料版どっちがいい？
簡単で基本的な辞書機能だけあればいいなら無料がベスト。ただし、収録単語数が少なかったり、イマイチ信頼できなかったり、邪魔な広告表示がありますね。正しい英語を勉強したいのであれば有料辞書は1冊は持っておいたほうが無難。特に英語辞書を揃えたいと思っている人はちょっと高くても有料を使うことをおすすめします。
というわけでまずは無料版のおすすめを紹介していきます。
【無料】万能かつ使いやすさ抜群の「英辞郎」
自称キング・オブ・タダ英語辞書。
英和・和英どちらにも対応しています。翻訳の現代アレンジが素晴らしく、英語・日本語の両方から検索できる点もかなり個人的には評価高いです。
アプリストアでは何度もログインする必要があると酷評だったけど、アップデートでログインの手間が省けてだいぶ使いやすくなってます。
あとはWEB版英語学習・TOEIC対策・英辞郎 on the WEB | アルクも社会人になってから多様してますね。
持っていて得しかない最高の無料英語辞書。ただし、無料版は専門的な表現や良質な英語表現が圧倒的に少ないのでその点は注意です。
【無料】アメリカで最も信頼されている「Merriam-Webster辞書」
アメリカで有名なメリアム・ウェブスターの辞書。
アメリカ英語を学ぶ上では絶対に外せない英英辞典。僕がこの辞書の中でもおすすめするのが”Word of the Day”というもので、毎日１単語を自動的に選出して今日覚えるべき単語としてお知らせしてくれます。
他にもクイズや例文が数多くあるので、単純な英語辞書の機能だけでなく英単語帳としての機能もかなり充実。これがむちゃくちゃ良いんですよね。
無料版はある程度機能制限もあるので、まずは使ってみて肌に合えば有料版も確認してみると良いでしょう。
【無料】とにかく例文の多い「Weblio英語辞書」
メリット
英和・和英の両方に対応
発音が聴ける
約80冊もの辞書を一度に検索でとにかく例文が多い
ログインすれば単語帳の機能も使えるので、かなり使い勝手が良いです。
これだけの情報量があれば十分に辞書として使えるレベルだし収録されている英単語の数も990万語で文句なし。
デメリット
ちょっと読み込みが遅い
役に立たない情報までたまに引っぱってくる
広告表示が多め
無料だから仕方ないよねというのはあるけど、むしろこれで無料だからありがたく使わせてもらいましょう。
【有料】一生使える持ってて損ない「ウィズダム英和・和英辞書」
有料の中では良心的な値段でかつ機能や中身は文句なしで使いやすいのがウィズダム辞書。
無料だとどうしても信頼感が持てないならまずはこの辞書にすべきです。
正確な翻訳・発音記号はもちろん、例文検索を「英単語」単位で行うことも可能です。
英単語を中学〜大学、ネイティブ一般レベルまでA, B, C, Dでランク付けされており、どの単語を優先的に覚えるべきかが一目でわかるようになっています。
とにかく使いやすさと分かりやすさにこだわっていて、これ1冊で中学から大学までカバーできる優れもの。しかもオフラインでの使用が可能。英語辞書がほしい人は確実に入れておいておきたいですね。
【有料】英英辞典なら物書堂の「コウビルド英英辞典」
英英辞典は言語学として英語を学ぶ人向けだけど、英語を英語の使い方として理解できるのでより深く英単語を理解できるメリットがあります。
僕が使う時は主に動詞や前置詞のより具体的な英語イメージを掴みたいときです。
日本語だと「〜へ」とか「〜になる」とすごく一般的な訳をする単語でも、英英辞典の説明で見ればどんな場面で何を想定して使われるのか、つまり英語そのものを英語として吸収できるのが最大の魅力。
英英辞書の中でもCOBUILDは、特に実際の英会話の現場で使われている表現やニュアンスを取り入れている点が一番のポイントになります。
英語上級者でも使っている辞書を聞くとCOBUILDの名前を良く聞きます。英語力をもう一段レベルアップしたい人におすすめ。
【有料】全てを網羅した「ジーニアス英和大辞典」
ただし、妥協なし文句なしの機能充実な辞書アプリ。英単語のうち約10万語はネイティブスピーカーの音声付き、検索機能もレスポンスが早く使いやすい。
単語帳の機能もあり、ブックマークした英単語をフォルダごとに整理できたりもします。
気になる単語にはマーカーで色付けできるし、メモ書きも可能。しかもオフラインで使えるのでネット接続を気にする必要もなし。
英語辞書に必要な要素をすべて集めた辞書アプリです。1家に1冊レベルの優秀な中身になっています。
【有料】英辞郎Pro版は「リアルな」スラングや専門用語の宝庫
僕が辞書を使って知りたかったのは日本語の直訳的な表現ではなく、もっとリアルな英会話を想定した表現。辞書って正確な意味は分かるけど、あんまり使わない例文が載っていることが多かったんですよね。
そんな中でもアメリカ留学時代にフル活用していたのが「英辞郎ontheWEB Pro」です。このブラウザ辞書が正直一番秀逸でした。
- ブラウザでスマホからいつでも検索可能
- 経済、法律、特許、IT、医学やスラングまで幅広く収録
- 利用者数200万人以上で信頼感あり
- 和英／英和どちらにも対応
- 直訳じゃなく洒落た言い回しが豊富に収録
使える表現じゃなく、リアルな会話の一瞬でサラッと使える表現の宝庫。
例えば、treatsって単語があるんですけど、これを英辞郎の「特定分野の例文」で調べるとこんな感じになります。
そう、「おやつ、ごちそう」って意味が実はあるんですよね。
こういった特定の表現まで網羅してくれているので、英会話や英作文の勉強にも使えます。スマホで使うなら高度な辞書はこれで十分な気がします。
公式サイトをチェック
おすすめ英語辞書アプリまとめ
もちろん紙の英語辞書を完全否定するつもりはないです。
直感的に書き込んだり、付箋を貼ってみたり、調べた英単語と同じのページに書いてあった別英単語に興味を持ったりできるのが紙の辞書のメリットです。
でも、アプリ辞書なら検索で一気に時短で検索したいワードまでたどり着くことができるし、何より持ち運びが便利なのが一番。
無料版は簡易的に便利だけど、本格的に英語を勉強しているなら良質な有料版の辞書を1冊でいいので準備しておくことをおすすめします。
英語学習のお供に自分にとってベストな英語辞書を手に入れてみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
これまでの英語学習をまとめた渾身のnote書きました。
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