全く聞き取れない…悔しすぎたリスニング経験
リスニング力のなさを痛感したのはアメリカに留学した時でした。
相手とコミュニケーションが取りたいのに、相手が言っていることが全く分からない…
コミュニケーション自体が全く成り立ちませんでした。
それで「あ、この人英語通じないのかな？」と思われて、話ができずに終わる。
こんな経験は何度もあったし、本当に悔しかったです。
いまはそのリスニングの苦手さを乗り越えて、聞き取りの自信も少しずつ出てきました。
この記事では、そんな僕が英語を聞き取れるようになった4つのヒントをまとめて紹介していきます。
英語を聞き取れない4つの原因
英語が聞き取れない原因は主に以下の4つだと言われています。
聞き取れない原因
- 原因その1. 発音そのものを知らない
- 原因その2. 音声変化が分からない
- 原因その3. 英語のリズムに慣れていない
- 原因その4. 音の意味処理に時間がかかっている
この中でベースとなるのがやはり「発音」です。
そこからもう少し細かく自分がどの壁にぶち当たっているのか、を理解することが大切です。
それぞれの解決策を一つ一つ説明していきます。
原因その1. 発音そのものを知らない
解決策
英語の音素そのものを学ぶ
まずは英語の発音から学んだほうがいいです。
特に学校の英語教育では英語の音について学ぶ機会はほぼゼロです。
自分の口できちんと発音できるまで練習すると、英語の音は格段に聞き取りやすくなりますよ。
英語の発音を学ぶ3冊
英語に本気で取り組める時間が沢山あるなら英語の音素からきちんと発音出来るようにしておくとかなり楽。
子供のころにこれを学んでいればまた全く違ったかもしれない。ただ、これはホントにやる意志のある人じゃないとなかなか続かないかも…(僕は単体だと挫折したのは内緒)
とにかく複雑な発音も全編網羅。発音の仕方も口内の絵でかなり分かりやすく明確でとにかく分かりやすくておすすめ。
CD付きで音声を確認出来るし、音声変化にまで触れられるオールラウンドな一冊。発音の本で一冊だけ厳選して！って言われたら迷わずこの一冊を推奨します。
めちゃくちゃ可愛い表紙だけど、実は優秀な1冊。一つ一つの発音を丁寧に分かりやすく教えてくれます。可愛い猫に癒されながらページをめくれば、単調な発音も楽しく学習できるようになってますね。カバーしてる内容の範囲と解りやすさは申し分なく、特に女性は手を取りやすくておすすめ。
対面で学ぶ発音レッスン”MeRISE英会話”
発音矯正メインの対面コースがあるのがMeRISE英会話。
フィリピンの優秀な英語講師とマンツーマンながら他の英会話学校と遜色ないコスパが魅力。
発音メインで短期集中で特訓するならおすすめ。対面レッスンなので確実に身につくはず。
いつでも無料体験を受けられるので、気になる人はぜひチェックしてみよう。
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原因その2. 音声変化が分からない
解決策
音声変化を理解して身体に染み込ませる
ネイティブの人たちは英語のスペル通りに読んでいるわけではなく、常に英語の音を変化させて読んでいます。この変化には一定のルールがあって、音声変化と呼ばれています。
音声変化は知っている人に言われないとまず気づくことができないのが難点。
参考書でも詳しく紹介しているものが少ないので、ある程度は自力で学ぶしかありません。おすすめな方法は2つ。
Listening Hackerアプリ
別記事Listening Hackerはリスニング苦手な人なら絶対入れておくべき英語アプリに音声変化についてもまとめているので興味があれば参考にしてみてほしい。
独自に音声変化を6つに分けて集中して学べます。点数も表示されるのでついつい挑戦したくなる。弱形とか特に難しい。
プライムイングリッシュ
【ガチ評価レビュー】プライムイングリッシュの評判と効果まとめ
プライムイングリッシュの全てをまとめますリスニング力とスピーキング力を同時に高められるプライムイングリッシュ。この記事では、英会話教材として評判になっている結果にコミットする英会話教材【プライムイング...
英会話教材を音声変化の視点から作っているのが英会話教材プライムイングリッシュの教材。
分かりにくい音声変化がカタカナ表記されており、分かりやすくまとまってます。独自のサンドウィッチリスニングでフレーズをモノマネすることで自然と身についていきます。
原因その3. プロソディ(抑揚)に慣れていない
解決策
音読とシャドーイングで英語のリズムに慣れる
抑揚は単語の持つアクセントと音節を意識し、強弱をつけていく必要があります。
リズム系の教材を使うのであればチャンツがおすすめだけど、この抑揚だけであれば音読とシャドーイングで解決できます。
特にシャドーイングが聴いた英語をモノマネする学習法なので効果が高い。シャドーイングのやり方はリスニング力を上げるシャドーイングの正しいやり方を解説に詳しく載せているので参考にしてみてほしい。
シャドーイングでリスニング力を高めよう英語のリスニング力を高める方法として唯一無二なのがシャドーイングです。複雑な教材は一切必要なく英語の音声とスクリプトさえあれば誰でもできる、そして効果抜群です。僕...
原因その4. 音から意味処理まで時間がかかっている
解決策
英語音声→意味処理のプロセスを身体に染み込ませる
音は聞けるのに意味が分からず流れていく感覚を持ってる人はここが弱点です。
内容を理解しているテキストを何度も音読することで、自分に音と意味処理を染み込ませていくのが有効です。
音読はお金もかからないし誰でもできる練習方法なのでおすすめです。
リスニング力を上げるための大事なポイント
ここまで発音によって英語が聞き取れない4つの解決策を紹介したけど、結果的に英語が聞けない解決策をまとめるとシンプルにこれに尽きます↓
ココが大事！
英語の発音を自分の脳に覚え込ませていくこと
簡潔に言うと、言える英語の発音と分かる英語の発音を自分の中に増やしていくこと。そもそも音をちゃんと認識できないとその音は雑音として処理されてしまいます。
聴くだけじゃ効果は薄い。必ず自分の口で発音して、英語の音を染み込ませていこう。
発音は「マナー=礼儀」であると思う
ものすごく個人的な意見だけど「発音は礼儀」だと思ってます。
英語は世界の共通言語なので、アメリカ、イギリスでも発音は全然違うし、例えば中国には中国訛りの英語、インドにはインド訛りの英語の発音があります。
僕たちだって日本語訛りのジャパニーズイングリッシュを操りがちになってしまいます。
そこで一番大切なのは「伝わるかどうか」だと思ってます。
発音を良くするということは、それだけ相手に伝えやすくすることを意味します。つまり、発音を鍛えることは相手のことを思いやることだと思うんです。
発音が上手くなくたって伝わればいい、のは間違いないです。
でも、相手に聞き取りやすくなるように発音に気を配れるか？は英語レベルを一段階上げることに繋がります。
発音をうまく味方につけて、相手のことも思いやれるコミュニケーションができると素敵だと思いますよ。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
これまでの英語学習をまとめた渾身のnote書きました。
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STAY MINIMAL英語学習ガイドマップ
英語をもっと戦略的に学ぼう
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┣ 留学で味わった英語が全く聴けない悔しさを克服したリスニング上達
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┣ TOEICっている？なぜ800点なのか？
┗ 英語って何から始めたらいいか分からない人はまずこの記事から
■最短かつ具体的なTOEIC800英語学習戦略
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■リスニング力を鍛える学習方法
┣ 英語の音をモノにする「シャドーイング」
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■記憶に残る英単語の覚え方
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