自分にとって理想的な生活をミニマルに分析してみる
新卒で会社に入ってから社会人として日々を過ごしつつ、2016年に入ってブログに色んなことをまとめはじめました。
働きはじめてお金が手に入ると自分がほしいものがどんどん買えるようになるし、旅行も行きたい場所に行けるようになりました。
家のインテリアを豪華にする人、欲しかったカッコいい車を買う人、海外旅行する人、洋服を買う人、MacBookProを買う人、ペットを飼う人などなど。価値観も生き方も人それぞれでした。
「じゃあ、自分にとって本当に必要なモノってなんなんだろ?」って考えるようになりました。
欲しいモノは欲しいし、かと言ってやみくもな節約もなるべくしたくはないですよね。というか、自分が一体何にいくら払っているのか、それさえも全然はっきりと分かりませんでした。
そこでまず始めたのがそもそも自分にとって生活に最低限必要なお金はいくらかを把握することでした。
これはモバイルボヘミアンの著者である四角大輔さんのミニマムライフコストを参考に自分なりにアレンジしてみました。
この本を参考に、僕自身のお金の流れについて改めてじっくりと考えることからはじめました。そして何を具体的に知りたいかを少しずつ明確にしていくことができました。
僕なりの方法でミニマムライフコストを計算することで4つのことが分かりました。
- 本当に最低限必要な生活コスト
- 実は無駄遣いしているモノ
- 自己投資に回せるお金
- 自分の全総資産
ミニマムライフコストを計算する
まずは生活するために本当に必要なお金だけ、自分のミニマムライフコストを絞り込みます。
ミニマムライフコストさえ分かれば、自分の収入・支出というお金の流れから必要生活費と自由に使えるお金を瞬時に把握できます。
しかも計算はかなり簡単です。「衣食住」だけにかかる5つのお金を計算するだけ。本当にズボラな人(僕も含む)でも簡単にできますね。
- 家賃
- 食費
- 日用品
- 水道光熱費
- 通信費
細かく神経質になる必要はありません。ザクッと計算してみましょう。
食費は1日1000円予算、日用品はティッシュ・歯磨き・ひげ剃り・コンタクトなど絶対に使うもの、通信費はネットとスマホ代金です。
僕なりにざっくり計算するとこんな感じになりました。
基本生活費
家 賃 65,000
食 費 30,000
日用品 3,000
光熱費 10,000
通信費 6,000
合 計 114,000円
この合計額が今の自分にとってのミニマムライフコストです。あとは毎月の収入を差し引けば余るお金が自由な資金です。
手取り額 – ミニマムライフコスト = 自由資金(x12で年間使える額)
余ったお金が自由に使えるお金’です。何にどのくらいのお金を使うのかは本当に自分次第ですね。
はっきりと計算してしまって必要最低限確保すべきお金が分かれば、何がどのくらいできるのかはっきりするので迷いがなくなります。
とはいえ買いたいもの、投資したいものがあればすぐに飛びついてしまうのですが…(笑)
ちなみに僕がお金をかけたいのは以下のモノです。
自由資金の使い道
新しい人との交流
国内・海外旅行
稼ぐためのスキルを磨く
株式投資
一口馬主
気持ちが変えられるモノ(モノアップデート)
人それぞれ独自の価値観があって僕は色んな考え方をごちゃ混ぜにしています。その中でも特に僕が参考にしたのは京都の「始末」という考え方です。
ケチしてお金を節約するのではなく、使えるものは最大限活用に使い、工夫をして生活を豊かにすることです。
ここで貯めたお金は、自分が本当に好きなことや必要なことに思いっきり使います。
車や見栄を張るための買い物には一切興味がないのでお金はほとんど使ってません。車もずっとカーシェアを利用しています。タイムズカーシェアを3年間使ったのでメリットとデメリットを語る
もう車なんて正直全くいらないので、完全に趣味と道楽で一口馬主として毎年100万円をメドに馬を購入しています。もちろん、この資金を稼ぐためにガンガン働きたいと思ってます。
あとは基本投資に回せるといいかなと。贅沢品として時計・スーツ・財布など買ってきましたが、今は自分の気持ちが動くもの・毎日のやる気がプラスできるものなら買うと決めてます。
あとは時間が確保できれば海外旅行もしたいですね。
モノを買うときのルール
目的に沿って使うものであれば妥協はなるべくしないというのが本音です。仕事でスーツを着るのであればこだわって選びますし、必要なものであればケチる必要はありません。
それから、なるべく自分の気持ちが動くもの・毎日のやる気がプラスできるものを買うと決めています。本当にお気に入りのもの、厳選した必要なものに囲まれる「持ち物をアップデートしていく」感覚を大切にしています。
持ち物をただただ減らすのは誰でもできます。少なくすること、捨てることが目的になってしまうとぜんぜん面白くない。常に新しいモノを取り入れるアップデートを行う。例えば、便利かつコンパクトなもの、毎日を気分的に楽しくしてくれるもの、時間を短縮して自由時間を産み出してくれるもの。
そういうモノをこれからも購入していきたいです。
それからスマホはなるべく高スペックのものを選んでいます。
毎日使うものですし、ブログ記事を書く、副業のメッセージやり取り、情報収集などケチる理由は全くないです。なるべく動作速度や機能面でイライラしたくはない。
本当はバッテリー5000mAh以上ほしいのですが高スペックで高バッテリーを満たす機種がなく、現状で一番お気に入りの機種がフォーウェイのMate9です。
Android7.0 メモリ4GB 容量64GB バッテリー4000mAhなので充分すぎるくらいいい感じです。
不要になったものは不用品としてリサイクルします。メルカリなどですが、最近はまとまった数があれば中古買取のBUY王を利用しています。5品、10品など売る品数によって買取金額が上乗せされるのでおすすめ。
しかも無料で送るためのダンボールを持ってきてくれるので、時間を無駄にしなくていいのもポイントです。便利なサービスはどんどん使うべきですね。
ミニマムライフコスト x 複式家計簿のススメ
でも、ミニマムライフコストだけの計算しても不充分だと思ってました。毎月の収支は分かるけど、結局今自分の資産が全体でいくらあるのか分からないんですよね。家計簿の限界です。
そこで、ミニマムライフコストに複式家計簿を組み合わせてみました。僕が活用しているのがこのアプリです。
ふつうの家計簿と違って、今全体の総資産としていくら持っているか?が一発で分かるようになりました。
使いこなせるとお金の問題に一切困らなくなるし、なにより決断のスピードが段違いに上がります。
複式家計簿の具体的な使い方はまた別の記事にまとめてみようと思ってます。気になる方はぜひ使ってみてください。
ちなみに、Android版しかないみたいです。ごめん、iPhoneにはもう戻る気は全くないのでみなさんAndroidに切り替えましょう(笑)
他人のGoodとBadを判断基準にしない
口にするとものすごく当たり前なんですが、他の人の目はやっぱり気になります。でも、何かを決めるときの判断基準って常に自分にあるべきだと思ってます。
「〜すればよいのでしょうか?」と聞くのは自分で考えてないってことです。必要かどうか、今やるべきことかどうかなんて自分で決めちゃえばいいんです。別に何買ってもいいし、何に時間使ってもいい。
見栄を張るためだけに高い消費財を買うのは、本当に自分が心の底から納得して決めたことならありです。
自分が納得できないなら買わない、でも欲しいと思うならケチらずに一番いいモノを買う。
ミニマムライフの実践は「今、自分が一番時間をかけたいこと」が見えてくる過ごし方じゃないかなって思ってます。
ミニマムライフコストのまとめ
ミニマムライフコストを計算してみて、自分なりに気に入っているのが今の自分にとって最低限必要なお金とお金の流れ全体を把握できることです。お金なんて気にせずに好きなもの買えばいい、旅行もしちゃえばいい、っていうのももちろんなんですが、自分が使えるお金っていくらなのか?の全体を知ることで節約にも繋がるし「もっと稼ぎたいよな」と前向きに稼ぐスキルを高める方法を考えることに繋がってきたりします。
以上、最後までお読み頂きありがとうございます。