究極の薄さとスマートさを求めるならマネークリップ1択
別記事の全ミニマリスト達が愛用する小さくて薄い財布15選を調べてみたでは、実際に海外のミニマリストも使っている財布を紹介した。その中でも究極に薄くてスマートに見せるならマネークリップという選択肢が出てくる。
日本ではあまり使われていない印象が強いけど、上手に使いこなせれば薄くてスマートな印象を与えることができるのでおすすめ。実際に僕の上司が使っていたのを見たことがあるけど、大量の札束をクリップで留めているだけで目に止まるし、普通の財布とはまた違う不思議な魅力があってカッコいいなって思えた。個人的にもマネークリップの最大の魅力は札が生身で見えるむき出し感だと思っている。
以下、マネークリップのいいところを具体的にまとめてみる。
- ざっくりと収納できる
- マネークリップ自体がそれほど高価じゃないので、いくつも選択肢を持てる
- 小銭入れなしで財布を極端に薄く出来る
まずざっくりと収納して使いたいときにサッと取り出せるので、よっぽど使いにくいマネークリップでもない限り使いやすさは抜群にいい。
それから、ブランド物でもそれほど高価ではないので気分やシチュエーションによってクリップを使い分けることも可能。逆に言えば失敗してもそれほど精神的なダメージは大きくないので挑戦しやすい。
また、究極の薄い財布はやはりマネークリップに行き着くはずなので、薄い財布を求める人やミニマリストを目指すには無くてはならない選択肢になる。
以上を踏まえて僕が厳選しておすすめのマネークリップを紹介していく。
TAVARAT(タバラット) マネークリップ
- 収納力 お札▶︎15枚程度
真鍮(アルミ・銅)を曲げ加工で成形しメッキ処理を行った後に、線状の研磨(サテーナ加工)というあえてツヤを消す仕上げ処理を行うことで高級感のある見た目になっているのが特徴。この線状の研磨(サテーナ加工)がかなりいい味を出しているし、コスパも良いので一番初めにオススメしたい。
銅部分の引っかき傷のようなものがサテーナ加工。あえて光沢を消すことで見た目も大人っぽくなる。出典:http://tavarat.hatenablog.jp/entry/2015/07/28/143000
普通の真鍮製のマネークリップだとどうしても光沢が出てしまって、安っぽく見えてしまう。若干小さめでお札は15枚程度クリップでき、カード類もクリップ可能。初めてマネークリップに挑戦してみたいけど、そんなに高価なモノを買って失敗もしたくない、という人には初めの入り口として優秀なマネークリップだと思う。
Keith Haring(キース・ヘリング) マネークリップ
- 収納力 お札▶︎15枚程度
マネークリップは欲しいけど、出来ればオシャレさも出したいって人には”LOVE&PEACE”のメッセージでお馴染みの80年代アメリカを代表するアーティストであるキースヘリングのマネークリップがおすすめ。色は紹介しているゴールド、おなじみのカラフル柄ゴールド×マルチとマットシルバー×ブラックの3色ある。
デザイン性にこだわっているので、見た目重視でマネークリップとして最低限の機能があれば充分であれば問題なく使える。個人的には休日などのオフならゴールドxマルチの有名なカラフル柄の方がおすすめで、仕事などで使うのであればシルバーをおすすめする。
cheero CLIP 万能クリップ
- 収納力 お札▶︎10〜15枚程度
もっとカジュアルに簡単にマネークリップを楽しみたいならcheeroの万能クリップをおすすめする。マネークリップ専用ではなく、イヤホンをまとめたり、スマホ立てにも使えたりとアイデア次第で色んな使い方ができるのがいい。とりあえず簡単に、それほど気を張らずにお札をまとめたいだけならコレがいい。
他にもAmazon[リベルタ]LIBERTA 万能クリップなんかもあるけど、磁力や使いやすさで選ぶならこれがベスト。最悪、マネークリップとして使わなくなっても他の用途で使えるリスク分散も出来る。
STORUS(ストラス) スマートマネークリップ
- 収納力 お札▶︎約30枚 カード▶︎約5枚
マネークリップを調べれば必ず選択肢の一つになるのがSTORUSのマネークリップ。僕自身もだいぶ昔だけど購入したことがあって使っていた時期があった。黒色のクリップを紹介しているのにはワケがあって、一般的なシルバー色を購入したんだけどかなり安っぽい見た目だったので実はあまり好きになれなかった。(初めに紹介していたTARAVATのサテーナ加工とか施してあればまた違っていたのかも。)
それからお札は3つ折りにしないと横からはみ出てしまうので気を使って収納する必要がある。それでもシンプルでかなり使い勝手は良かったので、カード類とお札のみで運用したい人にはかなりおすすめ。
the RIDGE キャッシュストラップ
- 収納力 お札▶︎10枚程度 カード▶︎15枚程度
日本ではまだそれほど使っている人はいないが、海外ではキャッシュストラップは結構主流のマネークリップになっている。このケースの最大の特徴はカード収納力で15枚も収容できるようになっている。キャッシュストラップはお札を3つ折りしないとはみ出してしまうので、その点だけは気を使う必要あり。
ある程度の予算があるのであればここで初回している中では最も機能的でシンプル、かつ耐久性も高いので一番のおすすめ。
コードバン マネークリップ
- 収納力 お札▶︎20枚程度 カード▶︎5枚程度
マネークリップには興味あるけど、さすがにむき出しのお札にはちょっと抵抗がある…という人におすすめなのが革タイプのマネークリップ。開くとお札を入れ込むポケットと押さえつけるための金具、カードポケットが3段あり、特にお札の金具はかなりキツめになっているのでお札が出てしまうことはまず無い。革もかなり固めになっているので、カードなどが折れ曲がりを防ぐことができる。
このコードバンという馬尻の革は独特の光沢があってキレイめな印象を与えられるのでスーツなんかとの相性も抜群。
EndMark 札ばさみ
- 収納力 お札▶︎10枚程度 カードケースなし
革タイプでとにかくお札だけ挟めればいいという方におすすめなのがEndMarkのマネークリップ。本当にシンプルな作りで見開きでお札を挟む金具が付いているだけの構造になっている。
機能面にはそれほどこだわらず、お札だけをシンプルに包み込みたい人にはおすすめ。
日本製 栃木レザー 牛革 マネークリップ
- 収納力 お札▶︎15枚程度 カード▶︎3枚
コードバンは馬尻革で光沢のあるタイプだったが、こちらは牛革になっている。特にマネークリップはコスパがいいものが多いけど、作りが雑なモノも出回っているので日本製というだけで安心感が全く違う。
必要十分な機能と使い込んでいけば色が変わる革を楽しめる。マネークリップは基本的な機能がもともと少ないので、デザインや感覚や色の好みで選ぶのが一番いい。特に日本製という点にこだわるのであればおすすめ。
【CORUNDUM】 コランダム イタリア製 カーボンレザー マネークリップ
- 収納力 お札▶︎15枚程度 カード▶︎6枚 フリーポケット2つ付
マネークリップに高級感を求めるのであればコランダムのカーボンレザーをおすすめする。CORUNDUMの公式サイトを見てもらうと分かるように、製品のデザインに一貫して防汚性や撥水性に優れたカーボンレザーを使用している。
機能面も使いやすさを求められており、マネークリップとカードが沢山入るようになっていて収納性もかなりいい。スーツに似合うオシャレなマネークリップが欲しい人におすすめ。
STROUSレザーマネークリップ
- 収納力 お札▶︎30枚程度 カード▶︎9枚程度
先ほど紹介したSTROUS(ストラス)のマネークリップとレザーケースを組み合わせたのがコレ。基本的なお札クリップだけでなく、取り出しやすさにこだわったカードケースがこのマネークリップの売りになっている。
革との組み合わせなので見た目的に受け入れられるかどうかが選ぶときのポイントになる。使いやすさは間違いないけど、メタリックなマネークリップがいい人もいるはずなので好みが分かれる。特にカードを使う頻度が多い人にはおすすめ。
これからの財布のあり方も考える必要がありそう
今回は色々なマネークリップを紹介してきたけど、今後はカード自体を持つ必要がなくなってくる可能性がある。実際にiPhone7ではApplePayが実装されてカードをスマホの中に取り込めるようになっている。カードという概念がなくなり、あらゆるカード類がスマホの中で管理できるようになってくる可能性が高いと個人的には思っている。
ただ、最近になって発売されたiPhone7を見てみればまだ一部のカードにしか対応しておらず、自分が持っているようなカード類がスマホ一つで管理できるようになるのはもう少し先になりそうだ。
いずれにしても、財布のサイズがどんどん小さくなってくるはずだしまだまだマネークリップの出番はたくさんありそうだ。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。