「なりきり音読」は大量英語コンテンツ本
このブログで以前記事にしたプライムイングリッシュの評判と効果まとめの教材を作った会社が出版した音読本が良かったので紹介していきます。
過去に僕が一番やった勉強法でもある音読に焦点を当てた本。
他と圧倒的に違うのは480以上の例文、学習法、著者のネイティブ音源、動画解説など本の域をはるかに越えています。
英会話力を鍛えたい人の選択肢の一つになるおすすめ本を紹介していきます。
著者サマー・レインってどんな人?
テレビ番組「世界一受けたい授業」にも登場したサマーさん。
日本語が学びたくて日本の大学に進学したほどの日本好き。YouTubeでも動画を数多く配信しており、英語業界では有名なお方です。
プライム・イングリッシュという教材も開発。独自の視点から日本人が英語を身につけるためのポイントを解説してくれます。
特に「音声変化」という音の変化に着目し、そのメソッドを存分に活かした「なりきり音読」を提案しています。
みんなのレビュー評価も秀逸
サマーレイン先生の書く本はどれも高レビューなのですが、この本はその中でも圧倒的。
Amazonレビューなんて130件以上あって
ですからね。英語系の本でここまで高いのは珍しいです。Eさんサマー先生の授業はYouTubeでチェックしていたので、書籍が出て直ぐ購入しました。
12週間のまだ3分の1ですが、順調に進んでいます。やはり毎日のレッスンに連動したビデオが用意されているのは有難いです。飽きずに取り組めます。
最後まで頑張ろうと思っています。
Kさん母音と挟まれたtは、dの音に変化するとか、全くしらない情報だった。知らない情報が多すぎて、そりゃあ英語聞き取れんわと思った。中学生のときにこれ知ってたら、英語人生が相当変わっただろうな…。
MさんI’m からスタートする講座
基本的な日常会話は出来る人にとっては、少し簡単過ぎるかも
サマー先生のYou Tubeを観てる人は初歩の英語は出来るけど一歩進んだ発音を進歩させたい人かなと思います。
You Tubeの視聴者とターゲットが少し異なるかなと思いました。
英語を勉強し始めた学生などには最適かも
ただ有り難くもYou Tubeにこの本と連動した動画がアップされている
この動画をメインにして、観ながら発音練習するほうが確実かなと思いました。
ネイティブの英会話表現が480文びっしり詰まってる
効果を出すためにはそれなりの量をこなす必要があります。
つまり英語教材を購入するならコンテンツ量にこだわるべきだと僕は思っています。
この本にはネイティブが使う自然な英語フレーズが480文以上もあります。しかも、ネイティブだからこそ使う生の英語表現が凝縮されています。
12週間で終わるように設計されており、一人でも迷いなく学習できるようになっています。
プライムイングリッシュの教材もそうですが、サマーさんの作る英語コンテンツの特徴はとにかく丁寧であること。英語力アップの道筋までを示してくれます。
コンテンツ内容含め、英語力アップを細かい部分までサポートしようとしてくれる想いが伝わってきます。
瞬間英作文用の教材としても重宝
左側に英文、右側に日本語訳があります。
僕が英会話できるようになった瞬間英作文とほぼ一緒の構成、つまりこれ瞬間英作文用の教材としても使えます。
“瞬間英作文”で話す力を上達させる効率的なやり方とポイントで詳しく説明しているんですが、英会話力を鍛えるのにものすごく効果的なんです。
うまく活用すれば音読+瞬間英作文にも使えるのでお得です。
12週間で「話せる」を実感できる4つの工夫
プライムイングリッシュの教材もそうですが、サマーさんの作る英語コンテンツの特徴はとにかく丁寧かつサービス精神旺盛であること。
そんな細かい工夫を3つ紹介していきます。
工夫① 音声収録はなんと6時間以上
英語教材を選ぶときにぜったいに外せないのが「ネイティブ音源があること」です。英語は耳から音を入れていかないと伸びません。
僕自身、これをやってこなかった人なので本当に苦労しました…
この本にはサマー先生の音声が全480文、合計6時間以上も収録されています。
正直、巷で30,000円近くする英語教材と変わらないコンテンツ量。しかもネイティブ音源付き。最高すぎます。
ネイティブの発音は慣れも含めて必ず聴きたい。この教材ならそれが一発で叶っちゃいます。
工夫② インプット→練習→アウトプットが迷わずできる
練習方法も詳しく記載されており、迷わず学習できるのも大きな特徴。
第二言語習得研究の中で調べたときも、まず大切なのはインプットです。この点もしっかりと押さえてくれており、インプット→練習→アウトプットの順番で学習できます。
そして英語表記を見てみてください。
音声変化がカタカナ表記になっています。これがこの本の一番の特徴です。
英語の音がどのように変化しているか、どうやって読めばいいのかが分かります。本当にこんな風に読まれているの?と最初は思うんですが、聴いてみれば確かにこんな風に読まれています。
音声変化とは?
単語が単体もしくは複合で一部の音が脱落したり弱くなったり全く違う音になったりすることです。音声変化は特別なことではなく、むしろ日常会話ではそれが自然です。例えば”Thank you”もそうです。”thank”と”you”を別々の単語ではなく結合して発音しています。公式サイトより引用
さらに巻末には各ページで出てきた英単語がまとめられています。
こういった細かい気配りが行き届いているのも嬉しいポイントですね。
工夫③ 動画解説でさらに理解度UP
本だけじゃ本当に理解できているか不安…という方のために、サマー先生の解説動画が全レッスンにあります。
QRコードがページ右上にあるので読み込むと…
Lesson 1・I’m ~ (私は~です)【なりきり英語音読】
こんな感じで動画で解説がチェックできます。
これがなんと60レッスン全てあるんです。すごくないですか?
ここまで力を入れており、他の本と比べてもコンテンツ量の豊富さは随一ですね。これがこの本を選ぶ最大の理由の一つとも言えるでしょう。
工夫④ アウトプットするための仕掛け
「話せる」を実感するためには話す練習が必要。
この本には各レッスンのあとに「自分で話そう」というコーナーがあります。
例えば、相手の仕事について尋ねることを想像します。
相手がすでに返答してくれているものとして「どういう質問をすればその回答を答えてくれそうか?」を考えます。
実は、このアウトプットの練習方法は他のあらゆる教材を探してもなく、自分の頭で考えて英語を作り上げるためにものすごく有効。
他にも仕事や会話に直結する英会話表現を対話形式で学ぶことができます。
ちょっとした情報なんですが、奥が深い工夫がされています。ネイティブが使う表現が随所で学べるのもこの本の良いところですね。
結論:「なりきり音読」は音読教材のベスト本な1冊
「なりきり音読」は音読教材がほしい人は迷わず購入していいコンテンツ量です。ネイティブの音源も付いてる点は好感が持てるし、解説も動画で分かりやすい。
初心者でも達成感を味わいながら練習できる工夫とおもてなしが行き届いています。
ネイティブが話す英語を音読で吸収できる、 そんな音読教材としてぜひ活用してみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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