島本明太子の2019年夏の贈り物｜有田焼「芙蓉」が素敵すぎる

僕の地元でもお世話になっている明太子屋の島本

今回は令和元年の夏にふさわしい贈り物、有田焼「芙蓉」を紹介していきます。

2018年の冬に有田焼のシリーズを販売して、即完売した限定品。その季節ごとにしか手に入らない貴重な一品です。

新鋭のイラストレーターが淡く繊細な芙蓉の花を大胆に有田焼にデザイン。本当に大切な人への贈り物として選ばれています。

今年も夏のうちに即完売しそうな勢いです。

シンプルだけど心奪われるデザイン

届いて、箱から開けたときに目に入る芙蓉の大きな花びら。夏の美しい花として有名ですが、より淡くはかない印象に一発で心を奪われました。

取り出してみると分かるのですが、和にも洋にも合う無駄のないシンプルながら深いデザインが魅力です。

僕が特に素敵だなと感じたのは上の蓋と器のデザインの統一性です。うまく重ねることで立体感が出ます。めちゃくちゃ素敵じゃないですか？

芙蓉の花びらもとても綺麗です。花柄って女性のイメージが強くて、華やかさを演出することが多いけど、これは上品さと儚い美しさでセンスの良さが感じ取れます。

キッチンに保管してますが、これがあるだけでガラリと雰囲気が変わります。器なのに敢えて外に出しておきたい。そんなデザインだと思います。素敵。

明太子屋って地味で味ばかりを追求するところが多いのですが、島本さんは「贈り物」という概念が根底にあるので、デザインへのこだわりが強いと思います。

だからこそ、みんなにおすすめしたくなっちゃうんですけどね（笑）もっと有名になってほしい明太子屋です。

中を開けると封をしてある一本物の明太子が6本入ってました。

器そのものにもこだわっているのですが、この明太子にも並みじゃないこだわりが詰まってます。

噴火湾の上質な完熟卵明太子を厳選

通常の辛子明太子とは違う噴火湾で取れるたらこを使った明太子。他の明太子と比べてもツヤ感と見た目の新鮮さが断然違いました。

噴火湾で取れた明太子は他とはどう違うのか？を島本の方に伺うと以下の通りでした。

噴火湾はスケトウダラが産卵に来る場所で、上質な完熟卵が手に入ります。

また、噴火湾では水揚げ後のスケトウダラをすぐに網から外し、新鮮なうちに卵をとりだして塩を打ちます。鮮度抜群のまま加工されたたらこは、卵本来の旨味が逃げることなく、しっかりと閉じ込められたとっておきのたらこです。皮が薄く舌触りは滑らかで、卵の一粒一粒が感じられます。

産卵する場所で鮮度を保ったまま加工しているので新鮮さが断然違うそうで、皮は薄く中はぷちぷちとした食感。まさに明太子の中でも厳選された明太子です。

写真だとちょっと分かりにくいかもしれませんが、明太子にはくすみがなくピカピカと輝いています。

箸で中身を崩してみます。通常だと皮が分厚くてスパッと切れるのですが、噴火湾の明太子だからか皮が柔らかくて明太子の粒と同化してしまうほどでした。

以前、別記事贈り物・ギフト向け明太子に島本が絶対おすすめな3つの理由【こだわり】で島本の通常の辛子明太子を紹介したけど、比較しても一番の違いはこの皮の薄さだと思います。

中の粒は新鮮そのもの。明太子独特の臭みもなく、口に入れると明太子の風味が一気に広がります。もう見た目からして美味しそうなのは間違いないんですが、やっぱり美味しかったです。

鮮度抜群さは近くで見れば明らかですね。プチプチ感がものすごい。

島本の明太子は余計な味付けや色付けは一切行なっておらず、素材そのものの味が引き立てられているのが特徴。

今回の噴火湾の完熟卵明太子は粒の新鮮さとツヤが断然違いました。

その見た目のまま、口の中に広がる明太子の新鮮さは格別でした。ごちそうさまです。

大切な方への贈り物に「芙蓉」ーお中元や夏のご挨拶をしようー

7月から8月にかけて咲く芙蓉が描かれた器と、噴火湾の上質な辛子明太子の組み合わせは夏の贈り物にぴったりです。

いつもお世話になっている大切な方へ明太子の贈り物はいかがでしょうか。

島本は大切な贈り物として期待を裏切らない、これからもずっと利用したいお店です。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。