PROGRITとTORAIZを徹底比較します
英語学習コンサルティングとして人気のあるPROGRITと海外留学並みの英語学習ができるTORAIZを比較していきます。どちらに通うべきか?どんな人におすすめなのか、その特徴から評判&実績までまとめていきます。
内容とバックグラウンドの違い
PROGRIT(プログリット) 内容&バックグラウンド |
TORAIZ(トライズ) 内容&バックグラウンド |
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お客様の英語力向上と社員の幸せとあり、そのためにビジネスとして成長すること追求。1日3時間の学習をやり抜く力を英語を通じて育てるコンサルティングサービス。
「学習生産性x投下時間=英語力の伸び」という公式を打ち出し、「学習生産性とは、学習効率のことです。応用言語学や第二言語習得論に基づいて、あなたの弱点に合った無駄のないトレーニングを提案」とあります。 公式サイトにはコンサルタントの顔写真などの紹介はなく、第二言語習得研究や応用言語学の専門性への記述は少なめで、むしろ「英語学習の自習力を最大化」するコンサルティングを強く押し出している印象。 |
TORAIZは英会話学校と英語コンサルと海外留学の良いとこ取り。学習カリキュラム作り、ネイティブ英会話、コンサル、やれることは全部やる1年間プロジェクト型サービス。
TORAIZを運営するトライオン株式会社はJ・F・P株式会社という三木社長の個人事業会社が母体。事業マネジメントやシステム構築など「プロジェクト立ち上げ→事業化」のビジネスノウハウがある。ビジネス視点から「英語学習の大規模プロジェクト」を作ろうというのがバックグラウンドにある。 1年間で1000時間の学習時間を確保し、英語を使って海外で仕事や生活ができるレベルまで確実に到達させるフルコミットが魅力。生徒に対して、誠実に真摯に向き合う真面目さもウリ。 |
PROGRITはとにかく英語学習を毎日3時間、短期間でゴリゴリ鍛えていくスタイル。
ここにくるとほぼ受講生全員が毎日英語を続ける、というか続けないといけない空気感を作ってくれるのが魅力ですね。
サッカー日本代表の本田圭佑選手も利用しており「勝つためには地道な練習が必要。英語も同じ。」という点に共感し、プログリットを受講。英語力を大きく伸ばしていることから知名度は一気に上がって来ている印象です。
TORAIZは英語学習として必要な全部を集めた壮大なプロジェクト1年間企画スタイル。
海外で生活できるレベルになってもらうことを目標に年間単位で話が進みます。規模がでかい…
英語学習における専門性もかなり重要視しており、「語学研究所」も自前で開設。生徒の英語力アップに誠実に向き合ってくれている印象です。
結論
PROGRIT(プログリット)
→目標に向けて「やり抜く」ための短距離型プログラム
TORAIZ(トライズ )
→海外で通用する英会話力を目指すマラソン型プログラム
英語学習のコンセプトの違い
PROGRIT(プログリット) コンセプト |
TORAIZ(トライズ ) コンセプト |
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週1回60分。
第二言語習得応用言語学を使った独自のカリキュラム作成。さらに徹底した学習管理とスケジュールの作り込みと振り返りに特化したコンサルティング。 自習の時間は1日3時間で量の確保が大前提。どんなに忙しくても、1日3時間をいかに捻出していくかを徹底的に議論し、ゼロから1日のスケジュールを構築。決めたスケジュールは厳しくチェックされ、できていないと普通に怒られる。 専用のアプリやグラフなどを活用して目標までの進捗を一緒に共有していく。進捗管理はLINEを使って毎日コンサルタントから連絡がくるシステム。 |
1年間で1000時間の学習をサポートする壮大なプロジェクト。
日本人が海外で不自由なくビジネスができるスピーキング力の最低ラインをVERSANT45点とし、受講生の目標を決めて1年間でやり抜くプランを決め込んでいく。 ディスカッションを通じて、英語のコミニケーション・ストラテジーを身につける、ネイティブ講師によるレッスンが年間141回。 加えて日々のメールや面談、レッスンを通して、正しく学習を進められるよう徹底してサポート。 最終地点から逆算し、英語学習のフルサポートで目標に向かって学習してもらうことを目的にしている。 |
PROGRITはスケジュールと進捗管理に一番力を入れています。
ほぼ毎日、とにかく1日3時間の英語学習のためにゼロベースでスケジュールを組んでいきます。他の英語系のコーチングサービスの中でもこの点は随一。LINEで毎日の継続を徹底してサポートしてくれます。
TORAIZは高品質のトレーニングをたくさん入れながら年間単位でサポート。
1年間で1000時間だと、1日2.5〜3時間は自習。さらにネイティブとの英会話レッスンは年間141回と群を抜いてます。毎日のメッセージのやり取りはもちろん、学習計画をコンサルタントと随時見直す機会もたくさんあるのが特徴です。
それぞれの特徴は公式サイトにもまとめられているので、気になる人は合わせてチェックしてみてほしい。
公式サイト:【PROGRIT(プログリット)】
公式サイト:1年英語マスタープログラム「トライズ」
結論
PROGRIT(プログリット)
→強制力抜群の毎日の学習をやり抜く万全サポート
TORAIZ(トライズ )
→1年間の英会話フルコース+ほぼ毎日の学習サポート
担当講師(コンサルタント)の違い
どんな講師の人たちが担当してくれるのかもチェックしてみました。
PROGRIT(プログリット) 募集要項 |
TORAIZ(トライズ) 募集要項 |
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▼PROGRITの求人情報
主な仕事は英語を直接教えるティーチングではなく、お客様を目標達成へと導くコーチング。 ◎効率的な英語学習方法のレクチャー ◎時間管理や心理面でのフォローも含めた日々の学習サポートを行ないます。 <未経験歓迎> ■高卒以上 ■33歳以下の方(若年層の長期キャリア形成を図るため) 【下記どちらかを満たす方が対象】 ■英語力をお持ちの方(目安:TOEIC700点相当) ■海外への留学経験がある方 ※TOEFL/IELTS/英検の資格・スコアももちろんOK ※点数・英語力はあくまで目安です。意欲・人柄重視の選考を行ないます。 ※入社後、ゆくゆくはTOEIC950点を目指していただきます。 |
▼TORAIZの求人情報
《経験不問》 ・英語力を活かしてキャリアを積みたい方 ・人のサポートが好きな方 ・他業種での経験を活かしたい方 ・自分自身も成長したい方 ・メンバーと協力して働くのが好きな方 《具体的には》 TOEIC800点以上 ※スコアは目安です。コミュニケーション能力を重視します。他業種からコンサルタントとなったメンバーがほとんど。 一から丁寧に研修しますので安心して専門性を磨いていけます。 航空、ホテル・旅行、商社、不動産業界出身など、人の役に立つのが好きな方が強みを発揮しています 。年功序列でなくフラットな関係性もTORAIZならでは。知識や経験を共有し、みんなで成長しています。 |
PROGRITが求めるのは英語講師ではなくコンサルタント。英語学習を通じて、受講生に「やり抜く力」を育てるのが一番の目的です。
英語力を伸ばすための科学的な要素はもちろん、日々の学習計画とそれを管理できるコンサル力が求められている印象です。受講すれば英語学習を毎日することになるんだろうなと思わせる本気ぶりです。
TORAIZが求めるのは英語力+高いコミュニケーション力のある人物。を重視しており、1年間という長い期間サポートし続けられる人が求められている印象。毎日の学習進捗管理や年間の目標に対するモチベーションを絶やさない工夫が求められているようです。
どちらも自由に自分たちの生活を楽しみながら、コンサル力で英語学習を万全にサポートしてくれそうです。
公式サイト:【PROGRIT(プログリット)】
公式サイト:1年英語マスタープログラム「トライズ」
結論
PROGRIT(プログリット)
→英語学習を継続させる問題解決力の高いコンサルタント集団
TORAIZ(トライズ )
→英語力+コミュニケーション力に長けたコンサルタント集団
実績とスコアアップの違い
どちらのスクールもVERSANTを使っており「スピーキング力の伸び」をメインで計測しています。PROGRITはTOEICにも対応、TORAIZはTOEICなし。
PROGRIT(プログリット) 実績一覧 |
TORAIZ(トライズ) 実績一覧 |
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<TOEIC>
515→785(+270UP) 805→920(+115UP) 550→685(+135UP) 735→895(+160UP) <VERSANT> 37→45(+8UP) 篠塚孝哉さん(+9UP) 家入一真さん(+7UP) *公式サイト参考 |
<VERSANT>
・Tさん 42点→55点 ・Nさん 35点→46点 ・Mさん 41点→55点 ・Nさん 34点→48点 ・Kさん 32点→56点 *公式サイト参考 |
PROGRITはVERSANT, TOEICがかなり伸びている例もあります。
点数はもちろんですが本人が海外赴任が決まった、ビジネスのプレゼンの場で役に立ったという体験談ベースのものが多いです。
TORAIZはVERSANTの点数伸びが50超えもあり、本当に海外で困らないレベルに到達してます。TOEICの点数による指標はほぼなく、あくまでも実績としてスピーキングに主眼が置かれていることがよく分かりますね。
英語学習を通じて、海外で活躍する人たちがたくさんインタビューを受けている印象です。英語に対する本気度の高い方々が集まっており、グループレッスンによる交流も盛り上がりそうですね。
受講料の違い
どちらもメインは市販教材。ENGLISHCOMPANYは教育会社でオリジナル教材も開発してます。
PROGRIT(プログリット) 金額 |
TORAIZ(トライズ) 金額 |
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入会金55,000円(税込)
3ヶ月:544,500円 ・分割払い可能、クレジットカード可 |
・入会金55,000円(税込)
・3ヶ月:432,900円~ ・分割払い可能、クレジットカード可 |
入会金は変わらず、月々の支払いもそこまで大きな差はありません。金額を比べて選ぶというよりは自分の目的に合わせて選ぶと良さそうです。
どちらも学習の進捗サポートは万全、なのであとはスタイルに共感できるかどうか?が大切になってきます。
PROGRITは英語学習のために飲み会や自由な時間を削って1日3時間を作ってもらう完全コミット型のスタイル。一人じゃなかなか続かなくて、厳しく管理して目標に向けて走り抜けていきたい人に合っています。
TORAIZは誠実に英語力アップと自分の目標に向けて寄り添ってほしい紳士型のスタイル。海外へ行くという明確な目標があって、そこに向けて真面目かつ真摯に取り組んでいくことを求める人に合っています。
公式サイト:【PROGRIT(プログリット)】
公式サイト:1年英語マスタープログラム「トライズ」
店舗立地や通いやすさの違い
PROGRIT(プログリット) スタジオ一覧 |
TORAIZ(トライズ) センター一覧 |
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<関東>
有楽町、新宿、渋谷、神田秋葉原、池袋、六本木、横浜 <関西・東海> 名古屋、阪急梅田、神戸三宮 オンラインあり |
<関東>
六本木、東京丸の内、日本橋、新宿、銀座、横浜 <関西・東海> 大阪梅田、名古屋 <九州> 福岡、沖縄 オンラインあり |
店舗数はほぼ同じなのでこの点はどちらも通いやすいですね。TORAIZの方はオフィス街に多く点在しており、ビジネスマンにとって通いやすい場所にあります。九州まで幅広く展開しているのも選びやすさですね。
PROGRITとTORAIZを選ぶならどっち?
ここまで比較した結果をまとめます。
PROGRIT(プログリット) こんな人におすすめ |
TORAIZ(トライズ) こんな人におすすめ |
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・一人じゃどうしようもない人
・徹底してやり抜きたい人 ・英語学習に強制力を求める人 ・目標を明確に示してる人 ・ガンガン勢い・気合でやりたい人 |
・1年間かけて本気で英会話力を身に付けたい人
・長期の目線で英語に取り組みたい人 ・海外赴任、駐在が確定している人 ・ネイティブとの英会話を求める人 ・モチベーションを意地してもらいたい人 |
どちらも英語学習を徹底サポートするコンテンツは整っています。
PROGRITは毎日の生活そのものを変えてでも引っ張って行ってほしい、そんな強制力を求めている人におすすめです。
学習コンサルティング力は他の英語コーチング系サービスの中でも随一で、ここに通って英語学習が続かなければ諦めるべきレベルです。短期間で英語力を伸ばしたいならPROGRITを選ぼう。
TORAIZはビジネスで使いたい・海外で使いたいという明確な目的があり、長期的に英語力を確実に伸ばす環境を求めている人におすすめ。
TORAIZはそもそもの目的が「スピーキング・リスニング」に特化しており、海外で暮らすことを念頭に1年間で1000時間の英語学習を行います。他にこういうコンセプトのスクールがないので、本気で英会話力をじっくり高めたい人にはこちらがおすすめです。
最終結論
PROGRIT(プログリット)
→短期集中で英語学習を強制的にやり抜きたい人向け
TORAIZ(トライズ )
→長期目標に向けて真面目に英語と向き合いたい人向け
どちらも無料体験レッスンを実施しているので、迷っている人は実際のレッスンを受けてみて感触を確かめてみることをおすすめします。
公式サイト
公式サイト
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
これまでの英語学習をまとめた渾身のnote書きました。
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